こんにちは! 伊藤佳紀(Yoshiki)です。
天底つかみ −
要は、天辺(てっぺん)でロングを入れてしまう、あるいは、底でショートを入れてしまう現象。
これらは損切につながります。
これを避ける方法として、
私はいくつかの方法をとっています。
トレンドフォローをやる限り、トレンドに乗ったチャンスでは積極的に行くべきなのですが、天底つかみはできるだけ避けたいものです。
(以下は1分足のトレードを前提としています。長い足でも通用するかもしれませんが、私は長い足の方は機械的にやっていて、未検証なので。)
1 エンベロープの偏差0.04%を超えたらエントリーしない
以前、私はボリンジャーよりエンベロープ派 − という記事を書いたことがありますが、エンベロープを表示するときは、は5本ほど表示をしています。(表示をしない時もあります)
その偏差0.04%ラインを超えたらエントリーしないというものです。
反転する可能性が高くなっているからです。
2 雲から遠く離れた場合
これも以前書いたことがありますが、一目均衡表の雲から離れたケース。
「雲」から離れているときはトレンド転換する可能性がある − です。
それには以下の2つを見ていきます。
2−1 (一目均衡表の)「雲」からの距離
どれだけ離れていれば転換するのかという話になるのですが、それには2つの方法があります。
方法1 過去チャートを見て判断する
上の図は、最近の私の実践図(ドル円、1分足)からピックアップしたものです。
右と左の赤い円の部分、、 雲からの距離はほぼ同じくらいでしょう?
右の赤い円の場面で、「あ、雲からの距離が似てきたので、この辺で反転するんじゃないか?」と見当をつけることができるというわけです。
勿論これは一定ではないため、総合判断が必要になりますが。
方法2 反転の二等辺三角形
強いトレンドが出ると、通常、値が雲から離れます。
凧(タコ)のように、離れて・・ 離れて・・
雲との間に大きな二等辺三角形ができた時。
これが反転の候補となります。
こんな感じです。 ↓
この二等辺三角形を確認したら、上に書いた過去チャートを参照するか、、
雲からの距離をデジタルに決める
ことによって、反転ポイントを予想します。
雲から何pipsu離れたら反転するか?
例えば一例として、
ボラティリティの大きい相場なら16pips程度
通常の相場は12pips程度
ボラティリティの小さい相場なら8pips程度
という風に決めておく方法です。
ボラティティの大小は、直近相場やファンダメンタルズを総合して決めることになります。
3 大きな支持抵抗
これは当たり前の話ですので、特にコメントする必要はないでしょう。その手前近くではエントリーしません。
以上の方法で転換点を予想したら、
新たな逆張りエントリーを入れる
のではなく
新たな順張りエントリーを入れない
と決めます。
前に書きましたが、FXは守備7割 −
負けないようにするのが勝利へ一番近い道だからです。
以上、ご参考までに。
(^_-)-